大阪 太陽の塔 立体的高速道路 ネオン 心斎橋 関西弁 笑顔 たこ焼 駐車場 ホテル ニーハイブーツ OL だみ声 若者 年寄り 大きな絵
前回来たときは橋を渡った道頓堀を越えた千日前にあるクラストってライブハウスだった。今はトライブって箱になってたね。
大阪に来たのは4、5年ぶりになるのかな。
同じ道を歩いてみたけど。忘れているのか、見えていなかったのか。
こんな物もあったのか、あんな人がいたのか。不思議なもので。
あの時の自分と今の自分。他人みたいに思えたり。
時間が流れるとはそういうことなのだろうか。
端から端まで、記憶を両手いっぱいにこぼすことなく手に入れることができてしまったなら、成長などないのかもしれない。
欠けるから、また次が生まれる。欠けるから、満ちる、そして欠けて、満ちる。
俺らの住んでる場所とは方角の異なるルールがある街。
でもそれに乗っかって生活していて、俺らの想像をはるかに凌ぐ力強さ、温かさ、寂しさ、仲間、笑い声をもつ街。
優しさ。外はカラッと、中はフワッと、そんな優しさ。
その何気ない、何気なく通り過ぎてしまえる優しさの裏にはどれだけの歴史があるのだろう。一人の人間だけの話ではなく。それをとりまく人々、その家族、先祖。大阪という血縁は、しっかり濃く、これからも流れていく。
最高の音と場所をくれたCLAPPER、いつも笑顔を繋いでくれるHirofumiありがとう。
音は繋いでくれるものがなければ流れないんだ。ほんとうにありがとう。
来てくれたみなさん、ありがとう。
言葉は聴いてくれる人がいなければ石になってしまうから。
共演者のみんな、ありがとう。
成長は共有する相手がいなければ停まってしまうから。
あれだけ楽しい時間が記憶の中で
もう、じょじょに、ちょっとづつ欠けはじめている。
だけどさびしくも、かなしくもないよ。
また満ちていくのだから。
あの日の大阪の笑い声は
まだ体の中に残ってるぜ
褪せないサスティン…は繰り返す
一直線に果てしなく。
果てしなく、果てしなく
-KSK
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